「King & Prince」永瀬廉主演ドラマ「東京タワー」が、先日無事に全ての撮影を終え、クランクアップを迎えた。永瀬さん、板谷由夏、松田元太(Travis Japan)、MEGUMIが思いを明かした。本作は、江國香織の同名恋愛小説のドラマ化。小島透(永瀬さん)と人妻・浅野詩史(板谷さん)、大原耕二(松田さん)と主婦の川野喜美子(MEGUMIさん)の許されない愛を描いている。永瀬さんは、今作が恋愛ドラマ初主演。情報解禁時、「刺激的なシーンも多いので、ファンの皆さんには確実に見たことのない僕をお見せすることができると思いますし、僕自身としてもレベルアップできる作品になるのでは」と語っていたが、約1か月半の撮影を終え、「僕の挑戦は、最後の最後まで本当に刺激的でした」とふり返り、「板谷さん演じる詩史さんが、透の良さ、真っすぐさ…僕の想像していなかった透をすごく引き出してくださった」と感謝を述べた。クランクイン前は不安と戸惑いが続いていたという板谷さんは、「最初は尻込みしたんですけど、準備をする衣装部・メイク部、そして技術部の皆さんのおかげで詩史像が出来上がったと思っています。本当に助けられました」とスタッフ陣に感謝し、「一緒に二人三脚できたのが、永瀬廉くんでよかったです。短い間でしたけど、恋愛ができてよかった」と永瀬さんにも笑顔を向けた。一方、松田さんは「挑戦的な役でもあり、自分に何ができて何ができないのか、撮影期間は自分と向き合いながら1つ1つトライできたので、また1つ成長できたのかなと思います」と手応えを感じ取った様子。MEGUMIさんも「20何年やってきて新しくやれることというのは少なくなってきているから、こういうチャンスをくださって本当にありがとうございました」と挨拶した。また、印象に残っているシーンについて、永瀬さんは第7話の「軽井沢のシーン」を挙げ、板谷さんは第1話の「透と詩史の出会いのシーン」だとコメント。最終話に向けて、「二人の成長を最後まで見守ってください」(永瀬さん)、「それぞれのキャラクターの行方を見守っていただきながら、『東京タワー』の世界観を最後まで堪能していただきたいです」(板谷さん)、「耕二、そして喜美子さんの恋の行方にも注目ですし、お互いに何を思い、何に気づくのかにも注目です。クライマックスを楽しみにしていて欲しいです」(松田さん)とそれぞれメッセージも寄せている。第8話あらすじ軽井沢で浅野詩史(板谷由夏)と甘い時間を過ごしていた小島透(永瀬廉)。しかし別荘に詩史の夫・浅野英雄(甲本雅裕)が現れ、夢のような時間は唐突に終わりを告げた。そんな状況にも関わらず、「楽しかったわね」と余裕の笑みを浮かべて冷静に自分を送り出した詩史――翻弄され、戸惑う透は、「私は、あなたの未来に嫉妬しているのよ」という言葉を思い出し、彼女に捨てられたことを実感するのだった。それから何も連絡がないまま夏が終わった。ある日、透は意を決して詩史の事務所を訪れる。飄々とした詩史の態度に、透はついに声を荒げ、「僕じゃなくて、あの人を捨てればよかったんだよ!」「あの人と別れてよ」と本心をぶつける。一方、川野喜美子(MEGUMI)との関係が表沙汰になり、全てを失った大原耕二(松田元太)は、就職活動で訪れた面接会場で、森山由利(なえなの)と再会してしまう。由利からある衝撃的な言葉を聞いた耕二は、思わず走り出し――。「東京タワー」は4月20日より毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年06月02日上野樹里が7年ぶりに映画で主演を務め、林遣都と初共演した映画『隣人X ‐疑惑の彼女‐』がBlu-ray&DVDでリリース。この度、特典映像として収録されているインタビュー映像の一部が公開された。昨年12月に公開された本作は、予測不能なラストが待ち受ける異色のミステリーロマンス。上野さんが惑星難民Xの疑惑のある良子、林さんが週刊誌記者の笹を演じ、笹はスクープのため、正体を隠して良子へ近づいていくが、笹の中で徐々に恋心が芽生えていく。林さんについて上野さんは、「本当は真面目で誠実で男気がある遣都くんが、記者の世界の中では先輩たちが怖くてという状況の中で笹を演じるとお芝居の中に入り込んでいくのを感じました。遣都くんの笹だから、こういう良子になったと思う。映画を作るのは楽しいし、(林遣都の)その姿勢に刺激を受けました。こういうふうに相手の役者さんに接していけるのがいいなと思いました」とコメント。林さんは「芯がしっかりされている方でブレがない。嘘がなくて、ちゃんと人と心と会話でぶつかれる人だと思います。視野を広くみている方だと思いますし、いろんな話をさせていただいてありがたかったです」と上野さんを絶賛した。Blu-rayには、そんなインタビュー映像のほかにも、舞台挨拶映像含む80分超えの映像特典が収録。Amazon、楽天ブックス、TSUTAYA、HMV、スターダストショッパーズ、ポニーキャニオンショッピングクラブでは、法人別購入特典も付属される(※無くなり次第終了)。『隣人X ‐疑惑の彼女‐』Blu-ray&DVDは6月5日(水)リリース。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2024年06月02日タイ発“新世代の”ホラー・ムービー『フンパヨン 呪物に隠れた闇』より場面写真が解禁された。出家した兄に会うため旅に出た弟が、人形(フンパヨン)に妄信的な信仰を寄せる人々が暮らす村で奇怪な現象に襲われる様子を描く本作。大阪アジアン映画祭で好評を博し、日本でもファンミーティングが開催されるほど人気のタイ2大若手スター、“アップ“(プーンパット・イアン=サマン)”と“プーウィン”(プーウィン・タンサックユーン)が共演することでも注目を集めている。この度解禁された場面写真では、作品の舞台となるドンシンタム島に住む心優しき自閉症の青年テ(プーンパット・イアン=サマン)の姿や、出家した兄のティーを探しに島にやってきたターム(プーウィン・タンサックユーン)とテが徐々に打ち解けだすシーンなどが捉えられている。さらにはタームが何者かに襲われ苦悶の表情を浮かべる場面などが映し出されている。また、ミーナー(タソーン・クリンニウム)が顔なじみの僧侶から手渡されたフンパヨン人形を見つめる姿も。恐ろしい出来事が次々と襲う村で、一体何が起きているのか?そして、前の僧院長を殺して逃亡したという僧侶の兄の行方は…?予想だにしない結末への期待が高まる場面写真となっている。『フンパヨン 呪物に隠れた闇』は7月5日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フンパヨン 呪物に隠された闇 2024年7月5日より全国にて公開© Five Star Production Co., Ltd. 2023
2024年06月02日杉咲花、志尊淳はじめ最旬キャストが結集し、本屋大賞受賞の原作を映画化した『52ヘルツのクジラたち』のBlu-ray&DVDが、9月4日(水)にリリースされる。町田そのこ原作の「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社刊)は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに100万部を売り上げる傑作ベストセラー小説。タイトルの「52ヘルツのクジラ」とは、ほかの鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で1頭だけのクジラのこと。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だといわれているクジラのことを指す。話題作が続く主演の杉咲さんが演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年(桑名桃李)と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、いまはもう会えない安吾(志尊さん)との日々だった――。愛を欲して、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語。『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の名匠・成島出監督がメガホンをとった。Blu-rayには、撮影の裏側を捉えたメイキングやイベント集などの映像特典を収録される。『52ヘルツのクジラたち』Blu-ray&DVDは9月4日(水)よりリリース。<『52ヘルツのクジラたち』リリース情報>■Blu-ray : 6,050円(税込)■DVD : 4,950円(税込)※同日DVDレンタル開始※デザイン・仕様等は、予告なく変更になる場合がございます。発売・販売元:ギャガ(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年06月02日俊英・シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』よりメイキング映像が解禁された。バブル期の到来を迎えた台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子を描く本作。この度解禁されたのは、11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)の優しき父親リャオ・タイライ役を演じたリウ・グァンティンの役作りの様子を捉えたメイキング映像。本作で、タイライは趣味でサックスを夜な夜な吹いているというシーンが出てくるのだが、サックス奏者の役というわけでもないのにリウ・グァンティンは役作りのため半年前から毎週マンツーマンのレッスンを続けていた。メイキング映像では、先生とマネージャーから毎週進歩が早いですと褒められると、「(マネージャーに)どうせ最後の方のレッスンしか知らないんでしょ」とこれまでの苦労を思い出したのか思わず苦笑い。すると「始めた時を記録している」と言われ、初期の頃からちゃんとチェックされていたことを知ると、先生に「先生ありがとうございます。いつかソロリサイタルを開くよ。冗談だよ(笑)」と笑顔でジョークを言う姿も。グァンティンの真面目でお茶目な人柄が伝わってくる映像となっている。グァンティン演じるタイライは、レストランの給仕長の仕事をしながら幼い息子と慎ましやかな生活を送り、いつか自分たちの家を買い、亡き妻の夢だった理髪店を開くという夢を持つ。独学で散髪の練習をしたり、リャオジエの訪問着を手作りで拵えたりしていたので、グァンティンの役作りの苦労は多岐にわたっていた。グァンティンは「僕たちが生きている現代とは全く違う時代の人なので彼に近づけるよう哲学や内面の思考について書かれた本を読みました。大変だったのはミシンです。器用ではないので、足踏みミシンには苦労しました。あとはサックスも半年ほど練習しましたね。他には、当時のことを知るために、昔の時代を背景にした映画をいくつか観ました」と語っている。『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月02日ABEMAでは6月1日(土)より、人気華流ドラマ作品を全話無料で配信。韓国のガールズグループ「f(x)」出身のビクトリアことソン・チェン出演「見知らぬ恋人~Love or Lie~」や、元「SNH48」のリー・イートン出演「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~」などの作品が目白押しとなっている。「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~」は、運命に抗いながらも強く惹かれ合う愛を描いた純愛史劇でリー・イートンら豪華俳優陣が出演。「赤華珠~君に誓う愛~」記憶を失ったバイオリニストを巡る予測不能のトライアングル・ラブストーリーで、「f(x)」出身ソン・チェン出演の「見知らぬ恋人~Love or Lie~」。「見知らぬ恋人~Love or Lie~」および、似顔絵捜査官と無骨な刑事、見た目も性格も真逆な2人が事件の真相に挑む傑作サスペンス「猟罪図鑑~見えない肖像画~」の3作品には要注目。「猟罪図鑑~見えない肖像画~」ほかにも、同居ラブコメディ「ゼロ婚~恋はプロポーズのあとで~」、自分の在り方と人生の選択に揺らぐ彼女たちの4つの物語を描く「愛すべき私たちへ~beautiful days~」。「愛すべき私たちへ~beautiful days~」名家に嫁いだヒロインの愛と信念を描いた歴史ファンタジードラマ「玉楼春~君に詠むロマンス~」など、さまざまなジャンルの作品が全話無料での配信となる。■華流ドラマ6月全話無料配信スケジュール【6月1日(土)0時~6月15日(土)23時59分の期間、全話無料配信の作品】「玉楼春~君に詠むロマンス~」「贅婿[ぜいせい]~ムコ殿は天才策士~」「白玉無瑕<はくぎょくむか>~恋とミッションは若様と~」「マイ・ディア・ライフ~かけがえのない明日へ~」「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~」「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~」【6月16日(日)0時~6月30日(日)23時59分の期間、全話無料配信の作品】「猟罪図鑑~見えない肖像画~」※6月3日0時~配信開始予定「倚天屠龍記[いてんとりゅうき]~乱世に煌めく愛~」※6月3日0時~配信開始予定「初恋ロマンス~無感情皇子とナイショの契約~」※6月3日0時~配信開始予定「見知らぬ恋人~Love or Lie~」「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~」「ゼロ婚~恋はプロポーズのあとで~」「愛すべき私たちへ~beautiful days~」「ゼロ婚~恋はプロポーズのあとで~」(シネマカフェ編集部)
2024年06月02日先日行われた「メットガラ」では趣向のまったく異なる2つのルックを披露して共同ホストとして注目を浴び、ティモシー・シャラメと共演した『デューン 砂の惑星PART2』に続いて、主演&プロデューサーを務めた最新作『チャレンジャーズ』が全米1位を獲得したゼンデイヤ。どこか神秘的で、ときに近寄りがたいほどのカリスマ性を放ちながら、チャーミングな一面と親近感を併せ持つゼンデイヤは、絶え間ない挑戦によってさらにその魅力を磨いている。いま最も次回作が気になる俳優の1人であり、近年はプロデューサーとしても手腕を発揮している。『スパイダーマン』のMJや「ユーフォリア」のルーを演じてゼンデイヤ Photo by Marleen Moise/Getty ImagesInstagramフォロワー数は1億8,000万人超え、メットガラでも、授賞式でもそのセンスと着こなしでベストドレッサーとなり、数々のハイブランドでアンバサダーを務め、一目置かれるファッションアイコン。人種差別やメンタルヘルスについて断固とした発言もする、LGBTQ+アライでありフェミニスト。さまざまな顔を持つゼンデイヤは、「時代の寵児」や「Z世代のアイコン」の域を超えた絶対的存在となりつつある。ゼンデイヤ Photo by Kevin Mazur/MG24/Getty Images for The Met Museum/Vogue1996年、カリフォルニア州オークランド生まれ。14歳でディズニー・チャンネルの「シェキラ!」(10-13)のロッキー・ブルー役でブレイク。その後、ドラマシリーズ「ティーン・スパイ K.C.」(15)では主人公のKCを演じるとともに共同プロデューサーとして番組製作に関わり始める。大きな転機となったのがスクリーンデビューとなる、トム・ホランドがピーター・パーカー/スパイダーマンを演じる『スパイダーマン:ホームカミング』(17)の“MJ”ことミシェル・ジョーンズ役と、同年のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』で演じた空中ブランコ乗りのアン役だ。トム・ホランド、ゼインデイヤ Photo by Robert Marquardt/Getty Images for Sony Pictures後者では「ハイスクール・ミュージカル」出身のザック・エフロンと“空中デュエット”を披露した楽曲「Rewrite The Stars」も大ヒット、“同窓会”のような共演は話題となった。とはいえ、MJ役を獲得するまでには多くのオーディションを受けてきたという。「VOGUE」によれば、『スパイダーマン』シリーズのプロデューサー、エイミー・パスカルは同作のオーディションの際、「正直に言うと、ケビン・ファイギも私も彼女が誰なのか知らなかった」と明かしている。すでにディズニーチャンネルのスターであったにも関わらず、「彼女はメイクをしておらず、普通の女の子のような服を着ていたから」だ。ジェイコブ・バタロン&トム・ホランド&ゼンデイヤ Photo by Eugene Gologursky/Getty Images元来、華やかな場所にはあまり出かけない、家で過ごすタイプだという。実際、ゼンデイヤが演じたMJはダークなセンスを持つ内向的な皮肉屋で、これまでのティーンヒーロー作品のヒロイン像を一新。3部作を通じて、より重要なキャラクターへと成長することになった。さらに、レッドカーペットを歩く姿と同じ人物とは思えないほど全身全霊で役に入り込み、エミー賞ドラマ部門主演女優賞を史上最年少で受賞、歴史に名を刻むことになったのが、A24×HBO共同製作「ユーフォリア/EUPHORIA」(19-22)。「ユーフォリア/EUPHORIA」(C)2019 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.清く正しく、世間が求めるロールモデルとしての“ディズニーアイドル”と真逆ともいえる、不安障害を抱え、最愛の父の死に苦しむ薬物依存症の高校生ルーに挑んだ。そして記憶にも新しいのが、『デューン』シリーズ(21・24)での高潔な砂漠の戦士チャニだ。ラストのあの憤怒の表情を経たチャニは、パート3『Dune:Messiah』(原題)でも重要な役割を担うはず。『デューン 砂の惑星PART2』© 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.もし、皇帝の娘イルーラン役のフローレンス・ピューやパート2にカメオ出演したアニャ・テイラー=ジョイとの3ショットが実現すれば、それもまたとてつもない影響力を持つはずだ。フローレンス・ピュー&ゼンデイヤ Photo by Medios y Media/Getty Images次なる挑戦、劇場公開される初の主演映画『チャレンジャーズ』ルカ・グァダニーノ監督と『スパイダーマン』シリーズのパスカルと組んだ最新作『チャレンジャーズ』(6月7日公開)では、子ども時代から名声を手にし世間の注目を浴びてきた、まるで自身のような元・天才テニスプレイヤー、タシ・ダンカンを演じる。ヒーローとガールフレンドと親友という、ごちゃつくことのない3人組だった『スパイダーマン』や、「ユーフォリア/EUPHORIA」の薬物を背景にしたジュールズ&エリオットとの三角関係とは異なり、今作はタシをめぐる夫アート・ドナルドソン(マイク・フェイスト)と元彼のパトリック・ズワイグ(ジョシュ・オコナー)との独特で複雑な関係性が、テニスというスポーツの力学を巧みに利用して描かれていく。かつて“ファイヤー&アイス”と呼ばれた対照的な親友同士のテニスプレイヤー、アートとパトリックを、コート上のネットと同じ位置から見守るタシ。一度は全てを失ったタシが確信犯的に企む“チャレンジ”には、「してやられた」気持ちになるだろう。また、コロナ禍に主演&製作したジョン・デヴィッド・ワシントンとの2人芝居であるNetflix映画『マルコム&マリー』(21)でキャリアのある大人の女性を演じたことはあるが、今作では若くして頂点を極めたティーンエイジャーから、30代前半となり夫のコーチとマネジメントをするビジネスウーマン、さらに母親となった姿まで目にできる。企画初期から今作に関わっていたゼンデイヤの取り組みは、グァダニーノ監督からも「素晴らしいプロデューサー」と太鼓判を押されている。プレミアで見せた「テニスコア」においても、映画の世界観を踏まえたルックに挑む自己プロデュース力は実証済み。『チャレンジャーズ』プレミアに登場したゼンデイヤ © Getty Images次なる夢は、監督業だろう。2023年の「ELLE」ビデオインタビューでも、「いつか監督してみたいです。1本だけじゃなくてできればもっと」と語っていたゼンデイヤ。そう遠くない将来に実現するであろう、<ゼンデイヤ監督>の作品を目撃する日がいまから楽しみである。ゼンデイヤ Photo by John ShearerWireImage(上原礼子)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.デューン 砂の惑星PART2 2024年3月15日より全国にて公開© 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX®is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.チャレンジャーズ 2024年6月7日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.© 2024 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. All Rights Reserved.
2024年06月02日二宮和也主演メディカルエンターテインメントドラマ「ブラックペアン シーズン2」に、新たなキャストとして田中みな実の出演が決定した。本作は、海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」を原作に描く、医療と金、そして医療革命を巡るメディカルエンターテインメント。2018年放送の「ブラックペアン」の続編となっており、6年後の物語となる今作で二宮さんが、渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。新キャストの田中さんが演じるのは、治験コーディネーター・椎野美咲。ドラマオリジナルのキャラクターで、前作に登場した木下香織(加藤綾子)の後輩だ。勘が鋭く、営業能力が高い美咲は、東城大学医学部付属病院・病院長の佐伯清剛(内野聖陽)からの信頼も厚い。新薬や機器開発の治験窓口となり、天城と絡んでいくことになる。また、佐伯のライバルである維新大学心臓外科教授の菅井達夫(段田安則)とも接点があるようで…。田中さんは「錚々たる役者陣、制作陣との撮影現場は緊張感があり、刺激的です」と撮影の様子を明かし、「しっかり噛み締めながら臨みたいと思います」とコメント。プロデューサーの伊與田英徳は「田中さんは、天才的なオペの悪魔がいるという医療界の中、様々なつわものたちと互角以上に渡り歩いていく役どころです」と説明している。「ブラックペアン シーズン2」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年06月02日若葉竜也主演映画『ペナルティループ』のBlu-ray&DVDがリリース。コメント映像も到着した。これまでのタイムループものは、主人公が意図せずループに巻き込まれるものが主流だったが、本作は主人公が復讐のループを自ら選択するという設定で展開する。監督は、『人数の町』で長編監督デビューを果たした荒木伸二。引き続き、本作でもオリジナル脚本を手掛け、仇討ちという古典的なテーマを、ペナルティループという復讐執行の新システムに落とし込んだ。現在放送中の「アンメット ある脳外科医の日記」でも注目の若葉さんが、主人公の岩森淳を演じているほか、岩森に復讐される溝口登役で伊勢谷友介、岩森の恋人役で山下リオ、タイムリープの謎を握るキーパーソン役でジン・デヨンが出演している。今回のリリースでは、Blu-rayにスペシャル座談会、メイキングなどの特典映像が収録されている。▼『ペナルティループ』Blu-ray&DVDリリース情報【発売日】2024年9月4日(水)【価格】Blu-ray:5,500円(税込)DVD:4,400円(税込)発売元:株式会社キノフィルムズ/木下グループ 販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年06月02日呉美保監督、吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の公開日が9月20日(金)に決定し、場面写真が解禁。また、中国・上海で開催される第26回上海国際映画祭コンペティション部門に正式出品されワールドプレミア上映されることになった。本作は、コーダ(Children of Deaf Adults)という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイスト、五十嵐大の自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を原作に、『ゴールド・ボーイ』『正欲』の港岳彦が脚本を担当。吉沢さんが、コーダである五十嵐大の心の軌跡を体現する。場面写真は、吉沢さんが演じる五十嵐大の瞳が印象的なカットや、東京から故郷・宮城へと向かう車内、数年ぶりに故郷に戻ってきた大人になった大と子どものころの大が橋を渡るシーンなど、本作の空気感と大の心情が伝わるカットの数々。さらに少しぎこちない母・明子(忍足亜希子)と大の場面や、父・陽介(今井彰人)と母の愛情溢れる子どものころの家族写真など、“きこえる世界”と“きこえない世界”を行き来する大の人生を感じさせる瞬間を切り取っている。第26回上海国際映画祭コンペティション部門に正式出品さらに6月14日(金)~23日(日)、中国・上海で開催される第26回上海国際映画祭コンペティション部門に正式出品されワールドプレミアが決定(英題は『Living in Two Worlds』)。1993年に始まった上海国際映画祭は、中国で唯一、国際映画製作者連盟公認の映画祭。日本映画が多く選出される映画祭としても知られ、日本特集や特別上映会などは人気を博し、昨年は熊切和嘉監督作品『658km、陽子の旅』が最優秀作品賞、最優秀女優賞(菊地凛子)、最優秀脚本賞(室井孝介)の3部門を受賞した。なお、本作のワールドプレミアは6月21日(金)、コンペティション部門の最高賞となる金爵賞(きんしゃくしょう)の発表は6月22日(土)に予定。また呉美保監督が、現地入りし21日に開催されるワールドプレミアで舞台挨拶を行うほか、レッドカーペットにも登場する予定。監督:呉美保よりコメントこの映画のワールドプレミアが上海国際映画祭コンペティション部門だなんて、これほどしあわせな幕開けがあるでしょうか。日本の片隅で人知れずもがきながら生きる男の子のささやかな心の機微を、アジアの、世界の、みなさまがどう受け取ってくださるのか、その反応をこの肌で感じに、さらには選ばれし新しい映画たちにも出会いに、いざ上海、行ってきます!徐昊辰:上海国際映画祭プログラミング・ディレクターきこえる世界、きこえない世界、そして、そこに生きている1人のコーダ。呉美保監督は、優しい視線で彼の揺れ動く心の成長を静かに見守っている。"ふたつ"の世界は、"ひとつ"になった時、きっと一番幸せに違いない。こんな素敵な作品を上海国際映画祭でワールドプレミアができるとは、最高に嬉しい!『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は9月20日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくが生きてる、ふたつの世界 2024年9月、全国にて公開予定©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2024年06月02日「呪怨」「殺人鬼を飼う女」などで知られる大石圭の原作小説を、韓国の人気俳優イ・ジフンを主演に迎えてSABU監督が映画化した『アンダー・ユア・ベッド』。5月31日(金)初日舞台挨拶に、公開に合わせて来日したイ・ジフンと、本作が韓国デビュー作となるSABU監督、さらに本作のプロデューサー兼通訳を務めるイ・ウンギョンが登壇した。日本で初めての舞台挨拶に挑むイ・ジフンは、当初、緊張のあまり強張った様子だったが、温かい大きな拍手とファンの黄色い歓声に迎えられると、大勢埋まった客席を見渡し「初めまして、私はイ・ジフンです」と日本語で挨拶。続けて、「すごく緊張もしているんですが嬉しいです。ありがとうございます」とニッコリと笑顔。SABU監督も久しぶりの舞台挨拶となった。日本で公開を迎えた気持ちを聞かれると、イ・ジフンは「映画館の前のポスターを見たときに夢のような気持ちでした。自分が芝居をしてテレビに出ているのはよく見ていますが、異国の日本で自分の顔のポスターがあって、それを見てお客さんが見に来てくれたのが嬉しい」と喜びを語る。SABU監督も「まさか日本で公開されることはないと思っていたのでびっくりしています」と明かした。プロデューサーのイ・ウンギョンは「小説はもともと読んでいて、10年ほど前から構想はありました。センシティブなテーマなので、違う角度からできればと、一昨年に実現することに。SABU監督とは一度お会いしたことがあり、監督なら韓国スタッフともうまくできそうだと思い、お願いしました」と製作の経緯を明かす。日本人監督と初めてタッグを組んだイ・ジフンは、SABU監督の印象を聞かれると「I LOVE YOU」と微笑んだ。「お父さんのように思っています。とても温かい方なんですよ。現場では監督が自分を信じてくれたので自分も監督を信じて取り組みました」と監督の印象を語る。また、イ・ジフンがSABU監督に手袋をプレゼントしたエピソードも。「一緒にお仕事をした監督にプレゼントを贈ったのは初めて。ソウルでの撮影で寒そうに見えたので」とイ・ジフン。SABU監督が「大事にしています」と言うと、「本当ですか? ありがとうございます」と笑みを浮かべた。さらにSABU監督は「絵作りにこだわりました。今回スタンダードサイズ(縦横比3:4)の画角で、カメラを固定した映像を中心に撮影しました。日本的な余白が好きなので、上に余白のある構図や無音を意識しました」と本作ならではの映像をアピール。再びSABU監督の作品に出演したいかと問われたイ・ジフンは「ぜひ出演したいです。次はどんな作品を準備しているのかと監督に伺っています。監督がそれを覚えていてくれて、小さな役でも出演できれば」と答えた。共演してみたい日本の役者に、映画『アンダー・ユア・ベッド』日本版の主演の高良健吾、小さいころから好きだったという「ごくせん」の松本潤、そして昔からファンだったというオダギリジョーを挙げた。最後にSABU監督は、「決して孤独じゃない、どこかで誰かが聞いてくれている。『助けて』と言える優しい世の中になればいいなという思いを込めて作った作品です」と作品への思いを語る。イ・ジフンは「私も『一人じゃない』というメッセージにエネルギーを受けた」と述べ、イ・ジフンは「今日は会場の一人一人の顔を見たいと思って参加しました。ぜひこの作品を宣伝してください」と締め括り、イ・ジフンの希望で会場の観客とともに写真撮影。その後、イ・ジフンとSABU監督によるサイン会が実施され、イ・ジフンは日本のファンの歓迎に目頭が熱くなる場面も見られていた。『アンダー・ユア・ベッド』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダー・ユア・ベッド(2024) 2024年5月31日より全国にて公開©2023, Mystery Pictures, ALL RIGHTS RESERVED
2024年06月01日石原さとみ、亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実らが出演するドラマ「Destiny」が、6月4日(火)に最終回を迎える。その前に、石原さんと亀梨さんのクランクアップ写真が到着した。横浜地検中央支部の検事・西村奏(石原さん)と大学時代の恋人・野木真樹(亀梨さん)が揃う最後の撮影は、運命の恋人たちの結末を綴る重要なシーンに。この日も、繊細な表現にこだわり、監督とディスカッションしながら撮影に挑んだ2人は無事に撮り終えると、安堵の表情を浮かべた。このシーンをもって、石原さんよりひと足早く亀梨さんがクランクアップになると、石原さんが「ありがとうございました!」と亀梨さんに花束を贈り、現場は大きな拍手に包まれた。「現場の皆さんの熱量と仕事の丁寧さというものに身を委ねながら充実した時間を過ごすことができました」と笑顔で語る亀梨さんは、大学時代、そして12年後の現在の真樹を演じたことに思いを馳せながら、「個人としては、真樹として激動の人生を送ってきましたので、どうか幸せになってほしいです」と願った。一方、石原さんは「皆さんのおかげで『やっぱりこのお仕事は面白いな』『私はお芝居が好きなんだな』ということを改めて感じることができました」と感無量の様子。また、「ほぼすべてのキャストの方と1対1でお芝居させていただき、とても濃い時間を過ごさせていただきました」と座長として感謝の気持ちを伝えた。時折、涙をこらえながらも、達成感に満ちた最高の笑顔で深々とお辞儀をする姿が印象に残る、感動的なクランクアップになった。最終話あらすじテレビのニュースで民事党議員・東正太郎(馬場徹)の総裁就任報告を見ていた「横浜地検」の検事・西村奏(石原さとみ)は、20年前、環境エネルギー汚職事件で「東京地検」特捜部の主任検事を務めていた父・辻英介(佐々木蔵之介)のことを思い出す。英介が捏造された証拠と知りながら無理やり起訴に踏み切ったとした弁護士・野木浩一郎(仲村トオル)の活躍により、無罪を勝ち取った東正太郎。そして、身に覚えのない疑惑を掛けられ、命を絶った父。しかし次の瞬間、奏はテレビ画面に映った男に釘付けになる。正太郎と父で元総理の東忠男(伊武雅刀)の後ろで拍手している男。彼こそ野木真樹(亀梨和也)が容疑者となった『野木邸放火事件』の現場付近で写真に映り込んでいた人物だった。国会議員便覧を調べ、その男が忠生の秘書・秋葉洋二(川島潤哉)だと確認した奏は、入院中の浩一郎の元へ。「環エネ事件」の犠牲になった父・英介、友人・及川カオリ(田中みな実)の事故、真樹の失踪、そして放火事件、すべてが繋がっていると確信した奏は、浩一郎に真実を教えてほしいと懇願する。20年前、「環エネ事件」の公判ですべてを覆し、正太郎を無罪へと導いた弁護士・浩一郎。そんな彼の自宅を放火し、命を狙ったのが秋葉だったという事実を突きつけ、「とても無関係だとは思えない。あなただけが知っていることがあるはず」と切実な思いで問いかける奏に、浩一郎はとうとう重い口を開く一方、奏から浩一郎と話したことを知らされた真樹は、思いもかけぬ真実を知り――。「Destiny」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月01日福士蒼汰と松本まりか、福地桃子と財前直見が監督の大森立嗣と『湖の女たち』について語るインタビュー映像が解禁された。琵琶湖近くの介護療養施設、もみじ園で100歳の老人が不審な死を遂げた。殺人事件とにらんだ西湖署の若手刑事、濱中圭介(福士さん)とベテラン刑事の伊佐美(浅野忠信)は、容疑者と見なした当直の職員・松本(財前さん)への強引な追及を繰り返す。その捜査の陰で圭介は妊娠中の妻がいながら、取り調べ室で出会った介護士、豊田佳代(松本さん)への歪んだ支配欲を抱き、佳代も極限の恐怖のなかで内なる倒錯的な欲望に目覚めていく。一方、東京からやってきた週刊誌記者、池田(福地さん)は、17年前にこの地域で発生した薬害事件を取材するうちに、もみじ園で死亡した老人と旧満州との関連性を突き止める…。社会通念を逸脱した難役に挑んだ福士さんと松本さん。インタビューにて圭介と佳代の関係について聞かれると「圭介は終わらそうとするのに、佳代は続けようとするところが罪深い」(福士さん)、「性の快感を得ることって、悪いことのように感じてしまう」(松本さん)とそれぞれふり返り、本作でのアンモラルな関係の魅力を探る。撮影現場では、あえて話さなかったという2人だが、このインタビューで「お互いが同じ役作りの手法を取っていた」という点で納得、松本さんは「極限状態にしてくれたことが、いろんなことを(超える)突破口になった」と、福士さんに対して感謝の気持ちを示した。そして、話題は湖で行われたクライマックスシーンへ。当初予定していたスケジュールが悪天候のために中断され、翌日に持ち越しとなった撮影について大森監督が話し、湖に浮かぶボートの上に立ちすくむ圭介の緊迫したメイキングシーンが映し出される。W主演を張った福士さんと松本さんは、クライマックスで「心が一つになった瞬間だった」と話している。また、週刊誌記者を演じた福地さんに対し、監督がオーデションでかけたひと言や、介護士・松本を演じた財前さんの起用のきっかけや、財前さん自身が語る本作の魅力などが、たっぷりと語られている。最後に5人が思う“『湖の女たち』とは”が語られる。福地さんの「共感できる部分」とは?財前さんの「露わにしたくない部分も、湖が全て受けてくれる」という思い、松本さんの「私が居たい場所はここだ。と全細胞が思った」という真意、そして、福士さんが思う「堆積」とは?大森監督が作品に込めた「世界は美しいのか、僕たちが生きるに値する場所なのか、ということを考えるきっかけになったら」というそれぞれの思いが溢れるインタビューとなっている。『湖の女たち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月17日より全国にて公開©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年06月01日アンソニー・ホプキンスが、ナチスの脅威から669人の子どもを救ったニコラス・ウィントンを演じる『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』が6月21日(金)より公開。“イギリス版シンドラー”ともいわれるニコラス・ウィントンの偉業から、映画化もされたイギリスを代表するあのキャラクターが誕生したことがわかった。第二次世界大戦前夜、ナチスの手が忍び寄るプラハで多くのユダヤ人の子どもたちを救ったニコラス・ウィントン。ロンドンで株の仲買人として働いていた当時20代の青年だったニコラスは、友人からの誘いでプラハのユダヤ人難民キャンプを訪れ、大勢の幼い子どもたちが寒さと飢えに震える姿に大きなショックを受け、彼らを救うことを決意する。子どもたちをイギリスへ避難させるには、1人につきビザ、保証金50ポンド(現在の2,500ポンド、当時の労働者の給料3か月分に相当、日本円で約49万円)の支払い、医療証明書、里親の確保という厳しい条件が必要とされ、ニコラスは母親を含めた仲間たちと資金集めと里親探しに奔走する。何とかすべてを用意したニコラスは子どもたちに数字が掛かれた名札を首にかけさせてロンドンへ輸送する【キンダートランスポート】を実施。ロンドンの駅のホームに到着した際、名札の数字を呼んで子どもたちと里親を引き合わせた。ニコラスが里親と子どもたちを繋げたこの名札は、イギリスで生まれ世界中で愛される「くまのパディントン」に大きな影響を与えている。パディントンはペルーからやってきた熊で、ブラウン夫妻がパディントン駅で彼に会った時に名札を身に着けていたというエピソードがあるが、これについて「くまのパディントン」原作者のマイケル・ボンドは、幼少期にイギリスに疎開してきた子どもたちが名札を首からぶら下げ、スーツケースを持って佇む姿をニュース映像で見た記憶を元に創作したと明かしている。その上で平和への願いを込めて、くまのパディントンが心優しい人々に出会い、やがて本物の家族になっていく物語を紡いでいった。『パディントン』(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S. PADDINGTON BEARTM, PADDINGTONTM AND PBTM ARE TRADEMARKS OF PADDINGTON AND COMPANY LIMITED現在、ニコラスが子どもたちを列車に載せたプラハ駅には、ニコラスが2人の子どもたちを連れてスーツケースを足元に置いたブロンズ像が建てられている。映画の撮影中には、プラハ駅のプラットフォームの端には白いテントが設置され、ウクライナから到着する母子たちが手続きをする場所になっていたそうだ。キャストとスタッフたちはウクライナの子どもたちがニコラスの銅像の側で遊ぶ姿をみて「今がこの作品を作るべき時だ」と強く感銘を受け、物語を伝えることに使命感を抱いたとふり返っている。世界各地で戦争が続き分断が進む現在、純粋に平和を願い行動したニコラス・ウィントンの偉業はいままさに知っておくべき物語といえるだろう。『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』は6月21日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほかにて全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命 2024年6月21日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて公開© WILLOW ROAD FILMS LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2023
2024年06月01日SNS文化を鋭く風刺した予測不能なダークスリラー『#スージー・サーチ』の場面写真が一挙解禁された。初の長編作品となる新鋭ソフィー・カーグマン監督が手掛けた本作。第47回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映されるや、ポップな色彩で描かれる現代的なテーマと、予測不能かつスリリングに加速していく物語が話題となった。今回解禁された場面写真では、スージーがインフルエンサーとして人気を集める同級生ジェシーの失踪事件を解決するため、部屋でパソコンを開き情報収集をする姿や、ジェシーを発見し寄り添いながら歩く様子などが確認できる。そのほか懐中電灯を片手に現場を訪れ、リスナーへ向けて実況している姿や、部屋の壁一面に事件の手がかりを貼り出して推理するカットなど、難事件の解決に挑み、人気ポッドキャスターへと変貌していくスージーの様々な姿が収められている。『#スージー・サーチ』は8月9日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:#スージー・サーチ 2024年8⽉9⽇より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕、池袋 HUMAX シネマズほか全国順次公開© 2022 Susie Production Inc All Rights Reserved.
2024年06月01日『ファントム・メナス』の100年前の時代を描く、新たなオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」より特別映像が解禁された。本作の舞台は、正義の守護者ジェダイが銀河に多く存在し、戦争もなく平和であった“光”の時代。ある日、ジェダイの一人が殺害される事件が発生。真相を追うために動きだしたジェダイ・マスターのソル(イ・ジョンジェ)はかつて自分の弟子であったメイ(アマンドラ・ステンバーグ)と再会することで密かに動きだしていた“巨大な闇”に立ち向かうことになる。この度解禁されたのは、イ・ジョンジェらキャスト陣が挑むライトセーバーアクションの裏側を映した特別映像。「マンダロリアン」シリーズで製作総指揮を務め、SWファンからの信頼も厚いデイヴ・フィローニも本作に自信を見せており、配信開始を前に、世界中から大きな注目を集めている。本作では〈ジェダイ黄金期〉を生きたジェダイたちが繰り広げるSWらしさ全開のライトセーバーアクションが満載。解禁された特別映像では、高度な戦闘力を持つジェダイ・マスターのソルを演じた「イカゲーム」主演のイ・ジョンジェや、ソルと共に事件を追う若きジェダイのジェキ・ロンを演じるダフネ・キーンら役者陣がアクションシーンのトレーニングに挑む姿が映し出される。本物のライトセーバーを手にした彼らが興奮の想いを打ち明けながら、戦闘シーンの動きを入念に確認する姿はまさに訓練を積むジェダイそのもの。その中でも共演者からも一目置かれている「マトリックス」シリーズなど数々の作品でアクションを経験してきたキャリー=アン・モスは「戦闘シーンのトレーニングは格別でした」とその苦労を語る。アクションの達人であるキャリーも徹底的な準備をして撮影に臨み、精悍な目つきとキレのある動きからは彼女が演じるマスター・インダーラが腕利きのジェダイであることを予感させる。そして監督のレスリー・ヘッドランドが「アマンドラがメイを演じてくれて幸運でした」と絶賛する主演のアマンドラ・ステンバーグは、スタントチームの顔面すれすれに2本の短剣を振りかざす臨場感抜群のアクションにも挑戦しており、アマンドラの演じるメイがジェダイを相手にどのような死闘を繰り広げるのか。また、元ジェダイでかつてソルと師弟関係であったメイのライトセーバーを使った戦闘が見られるのかにも注目だ。さらに「スター・ウォーズ」作品の中でも屈指の人気を誇る「マンダロリアン」シリーズで製作総指揮を務め、SWの生みの親ジョージ・ルーカスからも絶大な信頼を得ているデイヴ・フィローニが「本作はレスリー監督が愛してやまない『スター・ウォーズ』の世界へと誘います」と語るようにSWらしい魅力が存分に詰まっている。キャスト陣が全身全霊で挑んだ〈ジェダイ〉と〈ダークサイド〉の間で勃発する戦闘シーンに期待が高まる特別映像となっている。「スター・ウォーズ:アコライト」は6月5日(水)より初回2話ディズニープラスにて日米同時独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年06月01日映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』4Kニューマスター版リバイバル上映を記念して、「ババ・ガンプ・シュリンプ」でコラボレーション・スペシャルメニューの提供がスタートする。『フォレスト・ガンプ』をテーマにしたアメリカン・シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」。世界共通のオリジナルレシピの下、各店手作りで調理され、味・ボリューム共にアレンジすることなく提供されるシュリンプを中心としたシーフード、ハンバーガー、サンドイッチ、前菜、サラダ、デザートなど、各種のアメリカ南部メニューを提供中。「ベーコンとアスパラガスのシュリンパーズネットキャッチ」レギュラー 2,640円 シュリンプラージ4,850円今回のコラボレーション・スペシャルメニューは、看板メニューである海老のビール蒸し“シュリンパーズネットキャッチ”をアレンジした「ベーコンとアスパラガスのシュリンパーズネットキャッチ」、トロピカル&スパイシーな風味が楽しめる「アロハ フィッシュ&シュリンプ」、濃厚な甘みと大ボリュームのアイスケーキ「アラバママッドパイ」。「アラバママッドパイ」 1,980円マンゴーフレーバーのマルガリータにコロナビールを合わせた「マンゴーコロナリータ」(アルコール)、持ち帰りできる光るグラスで提供するスイカフレーバーの「ウォーターメロンレモネード」(ノンアルコール)が登場する。「マンゴーコロナリータ」2,260円/「ウォーターメロンレモネード」1,620円▼「ババ・ガンプ・シュリンプ」映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」4K ニューマスター版リバイバル上映記念 スペシャルメニュー販売概要販売期間:6月1日(土)~8月31日(土)提供メニュー:・「ベーコンとアスパラガスのシュリンパーズネットキャッチ」レギュラー2,640円シュリンプラージ4,850円・「アロハ フィッシュ&シュリンプ」2,580円・「アラバママッドパイ」1,980円・「マンゴーコロナリータ」2,260円・「ウォーターメロンレモネード」1,620円※グラスはお持ち帰りいただけます販売店舗:「ババ・ガンプ・シュリンプ」東京店/ららぽーと豊洲店/大阪店『フォレスト・ガンプ/一期一会』4Kニューマスター版リバイバル上映は7月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて上映。(シネマカフェ編集部)
2024年06月01日川口春奈主演、松下洸平、木南晴夏、畑芽育、木戸大聖、井之脇海らが共演する金曜ドラマ「9ボーダー」第7話が放送。齋藤潤演じる弟・九吾の引っ越しに合わせた家族旅行をきっかけに、それぞれが本当の気持ちを打ち明け合うなか、六月と松嶋朔の“むつさく”に「最高に推せる」「良すぎる」「尊い」といった祝福の声が上がっている。本作は、「ボーダー」上にいる3姉妹が、父の突然の失踪を機にひとつ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、それぞれが幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描く完全オリジナルのヒューマンラブストーリー。以前の仕事の経験を活かし、実家の銭湯・おおば湯のリニューアル計画を進める29歳の次女・大庭七苗を演じるのが川口さん。会計事務所を経営する39歳の長女・六月を木南さん、七苗の幼なじみ・陽太に告白、やりたいことを見つけた20歳になった三女・八海を畑さんが演じ、七苗と交際する記憶喪失のコウタロウを松下さん、六月の同僚の新人会計士・松嶋朔を井之脇さん、大庭家の近所に暮らす酒屋の息子・高木陽太を木戸さん。3姉妹の父・五郎を高橋克実、3姉妹の弟・九吾を齋藤さんが演じ、コウタロウと八海が働くバルの店主で、名言を連発する辻本あつ子をYOUが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。誕生日会を終えて長野へ戻っていた九吾が正式に大庭家に住むことになり、父・五郎と七苗、六月、八海は九吾の引っ越し準備と母親の墓参りを兼ねて、長野へ。久々の家族水いらずの旅で、九吾が暮らしていた品川家で荷物の片付けを進める一同。家の中に残る母親の面影を感じる物の数々に、3姉妹はそれぞれ想いを馳せる。一方で、いまだよそよそしい九吾との距離を埋められないでいたが、七苗の「遠慮はなし」の言葉で、ついに九吾が本当の気持ちを口にする…という展開。最初は“あの子”と呼んだり、敬語が抜けなかったりと、互いに距離感のあった3姉妹と九吾。今回、再びセカオワの「family」というぴったりの選曲が流れる中、家の片付けをする七苗たちに、「曲も相まって泣ける」「お母さんと過ごした思い出のある二人も、思い出がない八海も、お母さんがもういないことを体感して辛いよ」「写真の九吾、早くまたあんな風に笑えるといいね」などの声が上がる。そして、九吾が本当は全日制の高校に通い、「部活やって、友達つくって、休み時間にしゃべってすごしたり。寄り道して遊んだり、テスト前焦って勉強したり」とごく普通の高校生活がしたいと打ち明けると、「やりな。それ全部」と、まず言い出したのは八海。それに対し「はつ姉、七苗姉、むつ姉」と順に名前を呼んでいく九吾に「めっちゃ感動」「本音が言えて笑顔が出た」「九吾の可愛げがどんどん出てきた」と視聴者も反応。また、六月が母親の気持ちに立って「結婚て何百通りもの気持ちを味わい尽くすから。そんな簡単になかったことにはできないよね」と話すと、「いまのむっちゃんだからお母さんの気持ちが想像できる」「どれだけ嫌な別れ方しても良い記憶が消えるわけじゃないもんな…」など、共感の声が上がっていた今回。そんな六月だったが、手続きが諸々大変なため離婚後も成澤六月をそのまま名乗るという。「もし再婚でもしたらバタバタしちゃいますもんね」と話す事務員の盛岡(内田慈)に「今は何よりも心の平和、それこそが大事だから」と返した六月を複雑な表情で見つめる松嶋。その後の飲みの誘いを、いつもの「いいんですか?」もなく断ると、六月もどこか寂しげに。長野での土産選びの際にも「彼はそんなじゃないから」と自ら言い聞かせるように、恋愛感情という有効期限のあるものに振り回されたくないと強がっていた六月だったが、松嶋がケガをしたと聞くと病院まで猛ダッシュ。六月の好きなチョコを渡すかどうか逡巡しまくって事故に遭ったことを聞くと、「上司で、バツイチで、もう傷つきたくない」と松嶋を受け入れない理由を無理矢理探していた六月は思わずハグ。松嶋の「いいんですか?」がここで飛び出し、六月も“ボーダーを超えた”ことに、「むっちゃんと松嶋くんが動き出した!」「むつさく!!」「むつさくが良すぎる」「最高に推せる」「むつさく尊い、今度はどんどん好きになられる側になろう!」と祝福する声が続出。「今日は『みんなの本音回』だな」「本音を言うって壁が高い。自分をさらけ出すって相手を信頼してないとできない」といったコメントも上がるなか、次回はついにコウタロウの素性が明かされるらしく、“ブラックコウタロウ”が来るか!? と関心が高まっている。【第8話あらすじ】6月7日放送SNSに投稿した誕生日会の動画を見た人物から、コウタロウが「自分の兄に似ている」という連絡が…。そのことを知らない七苗とコウタロウは、お互いの本当の思いを知ってさらに距離が縮まり、2人で楽しい時間を過ごしていた。「おおば湯リニューアル計画」も前進し、七苗が前職で手がけたレストランの系列店を新生おおば湯に出店するべく、八海が腕によりをかけたメニューの試食会が開かれることに。大庭家をはじめ、コウタロウや松嶋、陽太らが集う中、八海の携帯にメッセージが入る。メッセージとともに送られてきたその人物との2ショット写真に写っているのは確かにコウタロウだが、本人はどこか信じられず不安そうな様子。七苗は動揺するが押し隠し、コウタロウを励ますのだった。そして後日、“コウタロウをよく知る人物”が現れ…。その人物から衝撃の事実明かされる――。金曜ドラマ「9ボーダー」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月01日川口春奈主演ドラマ「9ボーダー」第7話が放送され、ラストで流れた第8話の予告にて、大政絢の出演が明らかになった。本作は、3姉妹がそれぞれの年代特有の悩みにぶつかりながら、仕事に恋に立ち向かい、幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいくヒューマンラブストーリー。八海(畑芽育)のSNS動画に映ったコウタロウ(松下洸平)を見た人物から、「うちの兄に似ている」というメッセージが届いた第7話。第8話では、ついにコウタロウが何者なのかに迫る展開が描かれ、大政さんは記憶を失う前のコウタロウのことを知る重要人物として登場。そして、コウタロウの正体が判明するとともに、解き明かされていく記憶喪失となった事件の真相。次回、ついに謎に包まれていたコウタロウの全ての真実が明らかになる怒涛の展開を迎える。第8話あらすじ八海(畑芽育)が投稿した誕生日会の動画を見た人物から、「動画に映っているコウタロウ(松下洸平)が自分の兄に似ている」という連絡が。そのことを知らない七苗(川口春奈)とコウタロウは、楽しい時間を過ごしていた。「おおば湯リニューアル計画」も前進し、七苗が前職で手掛けたレストランの系列店を新生おおば湯に出店するべく、八海が腕によりをかけたメニューの試食会が開かれることに。大庭家をはじめ、コウタロウや松嶋(井之脇海)、陽太(木戸大聖)らが集う中、八海の携帯にメッセージが入る。八海はコウタロウを知る人物から連絡がきたことを明かす。メッセージとともに送られてきたその人物との2ショット写真に写っているのは確かにコウタロウだが、本人はどこか信じられず不安そうな様子。七苗は動揺するが押し隠し、コウタロウを励ますのだった。後日、“コウタロウをよく知る人物”が現れ、明かされる衝撃の事実。ついに、謎に包まれていたコウタロウのすべての真実が明らかに。「9ボーダー」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月31日篠原涼子×バカリズム主演ドラマ「イップス」の第9話(6月7日放送)“犯人ゲスト”として、萩原利久の出演が決定した。本作は、書けなくなった小説家・黒羽ミコ(篠原さん)と、解けなくなってしまった刑事・森野徹(バカリズムさん)という絶不調バディが、毎回変な事件に首をつっこんでいくミステリーコメディー。「美しい彼」シリーズや連続テレビ小説「エール」、「めぐる未来」などに出演した萩原さんが今回演じるのは、何をやってもうまくいかない、最強にツイていない男・宮永隆一。かつては友人と起業したものの、上手くいかず、現在は建設作業員として働いている。200万円近い借金を抱えており、ある日、借金の取り立てにやって来た佐久間康(ニシダ・コウキ)ともめる中で、勢いで殺害。我に返り慌てた宮永は逃げようとするが、車にはねられてしまう。目を覚ますと、そこは交通事故の加害者・須藤健吾(本多力)の自宅だった。須藤からは、100万円の治療費を渡され謝罪されるが、ニュースの緊急速報で佐久間殺害の犯人であることがバレてしまう。そんな宮永を恐れた須藤は、逃げようとした拍子に足を滑らせてテーブルの角に頭をぶつけて死亡。そこになぜか、ミコと森野が尋ねてくる。萩原さんは「本当にツイてない男だなと思いましたが、実際演じてみると想像以上にある意味“神がかり的”な不運の連続で演じていて楽しかったです」と語り、「篠原さんとバカリズムさんの掛け合いがとにかく面白くて、撮り進めていく途中にどんどんアップデートされていくのが見ていて楽しかったです。シリアスとコメディーという何とも融合の難しそうな局面を当たり前のようにやられているお2人に、必死についていきました(笑)」と撮影をふり返っている。第9話あらすじ最近マジックにハマったミコ(篠原涼子)は、森野(バカリズム)に覚えたてのマジックを披露するも失敗。高校時代マジック部の副部長だった森野にブツブツ言われてしまったミコは、森野をギャフンと言わせると誓い、忍者装束の人気動画配信者・マジシャン赤影のチャンネルで勉強を始めることに。宮永隆一(萩原利久)は、“何をやっても運のない男”だった。友人の大城俊(三浦獠太)と起業したものの失敗。現在は建設作業員として働いていたが、闇金から200万円近い金を借りていた。ある日、宮永のアパートに消費者金融業者の佐久間康(ニシダ・コウキ)が取り立てに現れる。宮永は隙をついてアパートから逃げ出すが、佐久間に追い詰められ、建設現場で暴行を受ける。そばに落ちていたレンチを手に取り、無我夢中で振り回す宮永。するとそれが佐久間の頭部に当たり、命を奪ってしまう。我に返った宮永は逃げだそうとするが、道に飛び出すと同時に車にはねられ…。宮永が目を覚ますと、そこは須藤健吾(本多力)の家だった。宮永をはねてしまった須藤は、ケガの手当をするために彼を自宅に運び込んだのだ。須藤は100万円を差し出し謝罪する。そのとき、テレビから建設現場で遺体が発見されたとのニュース速報が流れた。宮永が犯人だと気づき、逃げようとする須藤。その拍子に、須藤は足を滑らせてテーブルの角に頭をぶつけて死んでしまう。「イップス」は毎週金曜日21時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月31日SXSW映画祭で観客賞を獲得した話題のPOVホラー『デッドストリーム』が8月16日(金)より公開されることが決定。ポスターと場面写真、特報が解禁された。炎上系配信者として大人気のショーンは、過激すぎる企画が原因でアカウントを停止されスポンサーやファンにも見放されてしまう。配信者として全てを失ったショーンはスポンサーとファンを取り戻すため、復帰企画としてある廃墟でのライブ配信を決行する。深い森の奥に佇むその廃墟は、何人もの住人を死へと追いやった”いわくつきの館”だった。ライブ配信を盛り上げるため館を荒らし、視聴者のコメントに煽られ挑発的な行動を繰り返すショーンは、館に眠る触れてはならない何かを呼び覚ましてしまう…!『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』から『女神の継承』まで、いまやホラー映画の一大ジャンルとしての地位を確立し、ホラーファンを魅了するPOVホラー。本作はそんなPOVホラーの中でも、没入必至の主観ショットと、クラシックホラー作品への愛とリスペクトが炸裂するファウンド・フッテージホラーだ。主演ジョゼフ・ウィンターが、妻のヴァネッサと監督・脚本・制作・編集に至るまで二人三脚で手掛け、ジョゼフの音楽と合わせて作り上げられた渾身作。その情熱はSXSW映画祭で観客の心を鷲掴みにし、観客賞を受賞。その後も各地の映画祭を席巻し、米映画レビューサイトでも支持率91%を記録するなど、コアなホラーファンはもちろん、幅広い層から高い評価を獲得した。この度公開された特報では、“2022年10月、ユタ州ペイソン近郊の家で、あるインフルエンサーが自身のチャンネルでの配信中に姿を消した。”と、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を思わせる不穏な映像で始まり、荒れ果てた館の中で“何か”に怯え、逃げ惑うショーンが映し出されている。ショーンが直面する恐怖とは一体何なのか?本編への期待が高まる映像となっている。『デッドストリーム』は8月16日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月31日東京ディズニーリゾートの各施設をつなぐモノレール、ディズニーリゾートラインでは、6月6日(木)に開業する東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」を記念した、東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナーが運行中だ。同ライナーは「ファンタジースプリングス」に登場するディズニー映画『塔の上のラプンツェル』『ピーターパン』『アナと雪の女王』のキャラクターたちがデザインされた外装と、ミッキーマウスやミニーマウスなど様々なキャラクターたちが描かれた色鮮やかな内装でゲストを出迎える。車内にはTVCMが流れた際に話題となった「ファンタジースプリングス」の心地よい音楽も流れているほか、「ファンタジースプリングス」のロゴが描かれたスーベニアメダル2種類と、「ファンタジースプリングス」デザインのフリーきっぷ全6種類が5月28日より発売に。東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナーは、リゾートライナー(Type C)グリーンの1編成のみ運行。運行時間は、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトを確認のこと。なお、さらに6月5日(水)の期間限定で、東京ディズニーシー・ステーションには、「ファンタジースプリングス」グランドオープンまでのカウントダウンができるフォトロケーションを設置中だ。東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナーは、2025年4月7日(月)までの期間運行。期待広がる東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナーで、新エリアへの想いを馳せてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2024年05月31日エリザベス・モス主演『Shirley シャーリイ』より本編特別映像が解禁された。本作は、スティーヴン・キングも影響を受けたと言われるゴシック作家シャーリイ・ジャクスンの伝記に、現代的で斬新な解釈を加えて練り上げられた心理サスペンス。サンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭、フロリダ映画批評家協会賞ほか世界中の映画祭で絶賛&ノミネートされた話題作だ。解禁された本編映像は、シャーリイ(エリザベス・モス)の夫、大学教授であるスタンリー(マイケル・スタールバーグ)と、助手フレッド(ローガン・ラーマン)とその妻ローズ(オデッサ・ヤング)の夕食のシーンを捉えたもの。ローズをわざと不機嫌にさせたシャーリイが、その様子を見て楽しむシーンが映し出されている。「出産予定日は?」「秘密ならそう言ってよ」と、新婚夫婦のデリケートな話題に触れ、平穏な夕食の場を掻き乱すシャーリイ。苛立ちながらもなんとかローズは冷静を保とうとするが、シャーリイは「婚前交渉の話を聞かせて」とさらに畳みかける…。まるで不穏な空気が溢れるシャーリイの小説の世界と現実がリンクするようなシーンとなっている。併せて解禁されたシーン写真は6点。ただ本能のままの表情で食事するシャーリイのほか、暗闇の中、デスクライトだけで執筆するシャーリイ、獲物を狙うようなまっすぐな目で佇むシャーリイなど、全てに不穏さを感じるエリザベス・モスの表情が捉えられている。『Shirley シャーリイ』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Shirley シャーリイ 2024年7月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 LAMF Shirley Inc. All Rights Reserved
2024年05月31日ジェダイ黄金期を描く新たなオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」よりキャラクターポスターが解禁された。『ファントム・メナス』の100年前を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興と台頭を描く本作。この度解禁されたキャラクターポスターでは、謎の主人公メイと最強のジェダイたちの姿が明らかとなった。主人公メイは2本の短剣を持ち、ソルは青のライトセーバー、インダーラとジェキは緑のライトセーバーを構え、光の時代に闇が迫りくる印象的なビジュアルとなっている。メイ(アマンドラ・ステンバーグ)本作の舞台は、正義の守護者ジェダイが銀河に多く存在し、戦争もなく平和であった“光”の時代。アマンドラ・ステンバーグ演じる悲劇の過去を持つミステリアスな主人公メイは、かつて自分を陥れた者たちに復讐することを決意。そして思いがけない形で不穏な謎に巻き込まれていく。アマンドラは「この作品は本当に爽快ですが、時には観客に畏怖の念さえも抱かせます。そして、同時に多くの人々に感動を与える可能性も持っています。そんな作品に出演できるのは、私にとって計り知れない喜びですし、強い責任感を持ってメイを演じています」と念願であった「スター・ウォーズ」シリーズへの出演に喜びの想いを明かしている。ソル(イ・ジョンジェ)さらに、大ヒット韓国ドラマ「イカゲーム」で主演を務め、アジア人初のエミー賞主演男優賞を受賞し世界的な俳優となったイ・ジョンジェ演じるジェダイ・マスターのソル。聡明で人望の厚いジェダイ・マスターであるソルは冷静かつ屈強で、自らを守れない者こそを守るという深い思いやりを持つ戦士だ。イ・ジョンジェは本作への出演について「映画の歴史を語る上で『スター・ウォーズ』は絶対に外せません。そんなシリーズのひとつに今回参加することになったのが本当に夢のようです。私が演じるソルは戦闘経験豊富であり仲間たちとの友情をとても大切にする人物で、作戦に参加するときは自分の任務を最大限果たそうと努力する、とても責任感の強いジェダイです」と語る。インダーラ(キャリー=アン・モス)そして、映画「マトリックス」シリーズで知られるキャリー=アン・モス演じるジェダイ・マスターのインダーラ。肉体も精神も優れたインダーラは決して戦闘を望まないが、必要であれば驚異的な戦闘スキルを発揮するジェダイ・マスターだ。キャリーはインダーラについて「彼女はとても強くて、思いやりもたくさん持っているキャラクター。冒頭からとても激しいアクションシーンがあったけどアクションへの挑戦は、私にとって撮影の中で一番の楽しみだった」と語るように、彼女の激しい戦闘シーンにも期待が高まる。ジェキ・ロン(ダフネ・キーン)ダフネ・キーン演じるジェキ・ロンは熱心に修行に励む熟練したマスター・ソルのパダワンであり、若さに反して落ち着き成熟した振る舞いを見せる。ダフネは自身の演じたジェキについて「彼女はとても能力に長けた完璧主義者。でも同時に、繊細な性格でもある。彼女は完璧主義ゆえにとても硬い殻を自分の周りに持っている」と解説している。ケルナッカ(ヨーナス・スオタモ)ヨーナス・スオタモ演じるウーキー族のケルナッカは惑星コーファーのジャングルに身を隠し、孤独に生活する一匹狼であり、SWの実写作品で初となるウーキー族のジェダイだ。映画シリーズで人気を誇るチューバッカも演じているヨーナスは「5歳のときから、他の子供たちと同じように、私もジェダイになることを夢見てきました。その夢がついに実現し、誕生日にやっとお気に入りのおもちゃを手に入れた小さな子供のように興奮しました」と語り、他のジェダイとは違いライトセーバーを手にしていない彼の戦闘スタイルにも注目だ。「スター・ウォーズ:アコライト」は6月5日(水)よりディズニープラスにて初回2話独占配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)4K 2024年5月3日より全国25劇場にて公開©2024 Lucasfilm Ltd.
2024年05月31日絶賛公開中の話題作『関心領域』より特別映像が解禁された。イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13)のジョナサン・グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化した本作。日本でも5月24日より公開を迎え、好調なスタートを切った。アウシュビッツ収容所の隣に住んでいた同所所長のルドルフ・ヘスとその家族が壁の反対側で行われている行為から目を逸らし幸せに暮らす画のみを写し、銃声、人の叫び声などの音や気配でのみ壁の向こう側にあるアウシュビッツ収容所の恐怖が伝わる作品となっている。そんな本作よりこの度解禁されたのは、製作者自らが本作について解説する特別映像。映画を観た人はもちろん、まだ観ていない人も楽しめる映像となっている。映像の前半で語られるのは、撮影場所について。アウシュビッツ強制収容所所長ルドルフ・ヘス一家の物語を描くため、実際にアウシュビッツの隣で撮影を行ったというチーム。ジョナサン・グレイザー監督は「可能な限り真実に近づくことが大切だったからアウシュビッツの隣で撮影した」とリアルを追求したと語る。アカデミー賞音響賞を獲得したサウンド・デザイナーのジョニー・バーンは、「暴力は映像では描写せずに、すべて音で表現するようにした。壁の向こう側では虐殺が行われてる。そんな空間に響き渡る音を忠実に再現するために、徹底的に調べて音作りをした」と製作の裏側をふり返る。そして話は、劇中にサーモグラフィの映像として登場する、林檎を土に埋めていた謎の少女に及ぶ。この少女には実在のモデルがおり、アレクサンドラ・ビストロン・コロジエイジチェックという人物。アレクサンドラは監督がポーランドでリサーチを重ねている時に出会った当時90歳の女性。12歳の時に彼女はポーランドのレジスタンスの一員として、度々収容者にこっそりと食事を与えていたという。その話を聞き、監督はアレクサンドラの物語を書くことを決意(照明を使わないと決めていたため、夜でも人の形を撮影できるサーモカメラで撮影され、彼女を単なる人間ではなく“エネルギー”として描いた、ということを別のインタビューで話している)。アレクサンドラは映画の完成前に亡くなったが、アカデミー賞のスピーチでジョナサン・グレイザー監督は彼女に感謝の言葉を贈った。家、ピアノ、ワンピースまで、全てアレクサンドラの私物を借りて撮影したシーンで奏でる音楽は、実際にアウシュビッツの収容者であったヨセフ・ウルフが1943年に書いた「sunbeam」という楽曲。本編では黄色い日本語字幕で歌詞がでるのでその内容を注意深く読んでみてほしい。映像の最後に監督は「私たちに似た人間でも、簡単に残虐な行為に及ぶ恐ろしさを伝えている。そんな中アレクサンドラは人間にも善意が残ってると示してくれた。そんな彼女の存在に救われたような気がした」と物語の唯一の希望の光として描いたアレクサンドラの姿に、平和への願いを込めたことを明かしている。『関心領域』は全国にて公開中。『関心領域』© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:関心領域 2024年5月24日より新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.
2024年05月31日『オッペンハイマー』で描かれた、マンハッタン計画のもとで生まれた町の知られざる歴史と現在を描いたドキュメンタリー映画『リッチランド』から、日本人の原爆史観を揺さぶるような予告編が解禁された。アメリカの典型的な郊外の町、ワシントン州南部にあるリッチランド。のどかに暮らす人々が応援する地元高校のフットボールチームのトレードマークは「キノコ雲」と「B29爆撃機」。リッチランドは、1942年からのマンハッタン計画の一環として、核燃料生産拠点「ハンフォード・サイト」で働く人々とその家族が生活するために作られた町。長崎に落とされた「ファットマン」のプルトニウムは「ハンフォード・サイト」で精製されたものだ。「原爆は戦争の早期終結を促した」と町の歴史を誇りを口にする者が数多くいる一方で、多くの人々を殺戮した原爆に関与したことに逡巡する者も。『オッペンハイマー』のその後、アメリカは“原爆”とどう向き合ってきたのか? その罪と痛みを背負うのは誰なのか?人類の“業”が重層的に浮かび上がる叙事詩的ドキュメンタリーが、世界中の映画祭での上映を経てついに日本で公開。その予告編は、日本人の原爆史観を揺さぶる本作のエッセンスを凝縮した映像となっている。『リッチランド』は7月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:リッチランド 2024年7月6日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開© 2023 KOMSOMOL FILMS LLC
2024年05月31日新垣結衣と早瀬憩のW主演でヤマシタトモコ原作の同名漫画を映画化した『違国日記』から、“わかり合えなくても寄り添える”を体現していく槙生と朝の関係を捉えた本編映像が解禁された。今回解禁となったのは、不慮の事故で両親を亡くした15歳の朝と、朝を引き取ることになった小説家の叔母・槙生。それまで全く関わりがなかった2人が、生活を共にする中で次第に距離を縮めていく様子を切り取った2つのシーンの本編映像。1本目の映像は、槙生の家に朝がやってくるシーン。片付けが苦手な槙生の部屋は大量の本や物が乱雑に置かれ、常に整理整頓されていた両親と暮らしていた家とはまったく違う様相に愕然とする朝。そして葬式の帰りに勢いで朝を連れて帰ってしまい、そのときになって現実にうろたえる槙生のぎこちない空気感がうかがえる。また、2本目の映像は朝が片付けをするシーン。「1人だと掃除する時間ないのかなって」と槙生を気遣う朝に対し「片付けが苦手で...」と答える槙生。しかし、槙生の姉・実里と真逆な姿に朝は「なんで苦手なの!? 大人はみんなきれい好きで掃除ができると思ってた」と驚いてしまう。15歳の朝が持っていた“大人像”から大きく逸れた槙生のリアルな姿を知ることで、また一つ距離が縮まった2人。それぞれが違う人間である2人が、互いの習慣や行動に驚きつつも、理解を深めていくという本作作品のテーマを象徴する重要なシーンとなっている。『違国日記』は6月7日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:違国日記 2024年6月7日より全国にて公開Ⓒ2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会
2024年05月31日『幸福なラザロ』アリーチェ・ロルヴァケル監督最新作『墓泥棒と失われた女神』より本ビジュアルと90秒予告が解禁。さらに、ジョシュ・オコナーとアリーチェ・ロルヴァケル監督からのコメントも到着した。80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町を舞台に、美しい女神像を発見した考古学愛好家のアーサーと墓泥棒の仲間たちが巻き起こす騒動を描く本作。主人公アーサーを演じるのは、新世代の英国若手俳優を代表する一人であるジョシュ・オコナー。『ゴッズ・オウン・カントリー』や、チャールズ皇太子に扮したドラマ「ザ・クラウン」シリーズで高く評価され、ゼンデイヤ演じる主人公と三角関係になるテニスプレイヤーを演じた『チャレンジャーズ』(6月7日公開)で再び熱い注目を集めている。本作の出演に関しては、『幸福なラザロ』を観て感銘を受けたオコナーがロルヴァケル監督へ「もしあなたの作品でイタリア語が下手なイギリス人の役が必要なら私がいます」と、熱烈な逆オファーの手紙を送ったことがきっかけに主人公のキャラクターが「イギリス人」役に書き換えられたという。オコナーはアーサーを演じるにあたり、3か月間でイタリア語を取得。放浪者のようなアーサーのキャラクターにちなんで、撮影期間中はキャンピングカーで生活するなど、徹底した役作りを行った。オコナーは監督について「彼女は想像力に富んでいて、脚本も魅力的。アーサーのキャラクターは彼女と一緒に作り上げていったのですが、非常に興味深い体験でした。今では彼女は仲の良い友人であり姉のような存在。もっとたくさんの映画を一緒に作りたいな」とコメント。対してロルヴァケル監督はオコナーについて「とても好奇心が旺盛で、彼のイマジネーションは森のように豊かで生命力に満ちている。そして気さくで楽しい人、天才です!」と大絶賛している。この度解禁された90秒予告は、ある女性の夢を見るアーサーの姿から始まる。夢か現か、彼は忘れられない恋人の影を追っているようだ。アーサーはなぜか古代エトルリア人の遺跡を発見できる不思議な能力を持っていて、ダウジングでお宝を探し出す様子がリズミカルに映し出される。そして、「大地の女神」と呼ばれる美しい像を発見する墓泥棒たち。女神像の頭部をめぐって闇の美術商との騒動に発展していく…。そんなアーサーにはもうひとつ探しているものがある。それは忘れられない恋人・べニアミーナだ。本作は亡くなった妻を生き返らせるために冥界に赴いたギリシャ神話「オルフェウスとエウリュディケ」の悲劇のラブストーリーをモチーフにしており、ロルヴァケル監督作品のなかでも最も切なくロマンチックな物語だ。そして、探し物をしている男性がアーサーに話しかけるも、失くしてしまったものはなんと「あの世に持っていく埋葬品」だと言う。生と死、現実と幻想が入り混じる「マジック・リアリズム」の手法で表現される、独創的なロルヴァケル監督ワールドの一端が垣間見える。「あなたも不思議な世界に吸い込まれる」というナレーションの通り、まるで美しいトスカーナの迷宮に迷い込んだかのような、魅惑的な予告編となっている。併せて解禁された本ビジュアルは、主人公アーサーと個性豊かな墓泥棒の仲間たちが何かを探している様子が大きく写しだされ、「誰もが幻想(キメラ)を探してる」というキャッチコピーが添えられている。そして、首のない女神像など劇中の様々なキーアイテムやアーサーを取り巻く登場人物たちのユーモラスな姿が盛り込まれ、どこかレトロで遊び心あふれるデザインとなっている。『墓泥棒と失われた女神』は7月19日(金)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:墓泥棒と失われた女神 2024年7月19日よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma
2024年05月31日Netflixが「アンブレラ・アカデミー」シーズン4(ファイナルシーズン)のティザー予告編を公開した。映像では、前シーズンより続投の、エリオット・ペイジ(ヴィクター)、トム・ホッパー(ルーサー)、デヴィッド・カスタニェーダ(ディエゴ)、エミー・レイヴァー=ランプマン(アリソン)、ロバート・シーハン(クラウス)、エイダン・ギャラガー(ファイブ)、ジャスティン・H・ミン(ベン)、リトゥ・アーヤ(ライラ)、コルム・フィオール(レジナルド)の姿が見られる。シーズン3の最後に“リセット”によってスーパーパワーを失ったハーグリーブズ家の兄弟姉妹。今シーズンのティザー予告編では、冒頭で「普通の生活を送る」ことの難しさに直面している様子がうかがえる。あるミッションのために再び団結することになった彼らは、みんなで車に乗り込むだけでもそれぞれの我を通し、まとまらない。それが「これぞアンブレラ・アカデミー」「彼らが戻ってきたという感じがする!」とファンの胸を熱くさせている。BGMは最終章にふさわしい、バンド「ヨーロッパ」の「ファイナル・カウントダウン」。ファンは「本当にファイナル・カウントダウンを迎えつつあるのが寂しい」「キャンセルではなく、きちんと完結させてくれてありがとう」「どうかそれぞれのキャラの単独スピンオフドラマを作って」などの感想を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年05月31日エミー賞史上最多59賞受賞と前人未踏の記録を誇り、米テレビ業界の歴史を塗り替え続けたHBOの大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の200年前を舞台にした新シリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン2」が6月17日(月)10時よりU-NEXTで見放題独占配信となる。ジョージ・R・R・マーティンの小説「炎と血」をベースにした本シリーズでは、七王国に複数の王家が台頭する以前、絶大な権力を保持していたドラゴン使い「ターガリエン家」の物語が描かれる。全米及びヨーロッパでは、圧倒的な映像クオリティと緻密なシナリオで大ヒットを記録。2022年のシーズン1公開から間もなくしてシーズン2の制作が決定した。シーズン2では、ヴィセーリス王の後継をめぐり分裂したターガリエン家の内戦が本格化。王女レイニラ率いる《黒装派》と王妃アリセント率いる《翠装派》の激しい争いが描かれる。またこの度、シーズン1に引き続き、豪華声優出演の日本語吹替版の同時配信が新たに決定。次期国王の座をめぐり対立する、《黒装派》の王女レイニラ役の早見沙織と《翠装派》の王妃アリセント役の坂本真綾ほか、津田健次郎、大塚明夫、井上喜久子、諏訪部順一、武内駿輔、新祐樹ら人気声優陣が集結した。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン2」は6月17日(月)よりU-NEXTにて見放題で独占配信。(シネマカフェ編集部)
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